ガス漏れなど緊急時の連絡先

LPガスのことbisiness guide

ご存知ですか?LPガスのこと

LPガスは石油ガスを液化したもので、正確には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)といいます。
ここでは、LPガスの成分や性質、ガス漏れに気付いたときの対象法についてご紹介します。

LPガスの性質

  • 空気より重い!

    LPガス(プロパンガス)は空気より重く、大気中に放出されると低い所や物陰にたまります。

  • 無色無臭!

    LPガス(プロパンガス)は本来、無色無臭ですが、危険防止の為に玉ねぎの腐ったような臭いをつけてあります。

  • 環境にやさしいクリーンなエネルギー!

    LPガス(プロパンガス)には人体に有害な一酸化炭素が含まれておらず、他の個体・液体エネルギーに比べ燃焼効率に優れており環境への負荷が少ないエネルギーです。

ガス漏れに気づいたら

ガス臭いと気づいたとき、ガス漏れ警報器が鳴った時は下記の対応をお願いします。

  • 図:火気は絶対に使用しない

    火気は絶対に使用しない

    • すばやくすべての火を消してください。
    • 着火源となる、火や火花が出るものには絶対に触れないでください。
    • 換気扇・電気のスイッチは火花が出ることがありますので、絶対に触らないでください。
  • 図:ガスを外に追い出す

    ガスを外に追い出す

    • 戸や窓を大きく開けて自然にガスを追い出してください。
    • LPガスは空気より重く、低い所や物かげにたまりますので、充分に換気をしてください。
    • すべてのガス栓、器具栓を閉めてください。
  • 図:24時間・365日対応するのでお電話を

    すぐに弊社へ連絡を!

    松本事業・緊急連絡先 TEL:0263-32-4060(24時間・365日対応)

    • 氏名・住所・状況をお知らせください。
    • 弊社の指示に従って、安全が確認出来るまではガスを使用しないでください。

ガスが止まってしまったら

こんな時にガスを遮断します。

ガスメーターの表示 考えられる遮断の原因
ガスメーター 長時間使用 ガス器具の消し忘れ
器具栓の不完全閉止
ガスメーター 異常な過流量 ガス栓の誤開放
ゴム管のはずれ
急激な使用量の変化
ガスメーター 地震 震度5以上の揺れを感じたとき
メータに衝撃が加わったとき
警報感知 ガス漏れ警報器の作動

ガスメーターの復帰手順

ガスメーター
  1. すべてのガス器具の器具栓やガス栓を閉めてください。
  2. ガスメーターの復帰ボタンを押して、離してから約2分間待ちます。
    (表示部の文字とランプが点滅している間はガスを使用しないでください。)
  3. 表示が消えたらガスを使用できます。
    (もし、復帰せずにふたたびガスを止めた時は、弊社まで連絡してください。)

警報器で安全・安心

弊社では安全にガスをお使いいただくために、警報器の設置をお勧めしています。

  • ガス漏れ警報器

    ガス警報器は、うっかりミスやゴム管の亀裂など、もしもの際のガス漏れをすばやく感知して、ブザーや音声で知らせます。
    さらに、メーターと連動する事で安全性が向上します。ガス漏れ事故の多くは「点火したつもり」のうっかりミスや吹きこぼれによるものです。
    ガス漏れ事故を防ぐために警報器の設置をおすすめします。

  • CO警報器

    COは無色・無臭なのでとても気付きにくいのですが、毒性は強力で少量でも危険です。CO警報器は不完全燃焼などで発生したCO(一酸化炭素)を感知して、ブザーや音声で知らせます。
    ガスが燃焼するには、沢山の空気が必要です。もし、換気をしないでガスを使用すると酸素不足となり不完全燃焼が起こります。このとき発生するのが危険な一酸化炭素、つまりCOです。最近の住宅は気密性が高いので、ガス器具を使用するときには特に換気に注意してください。

ガス料金について

戸建て住宅一般料金

弊社では、戸建て住宅のガス料金について以下のように算出しています。

基本料金1,900円
従量料金単価表
段階 1 2 3 4 5
ご利用量 0~5.0m3 5.1~10.0m3 10.1~20.0m3 20.1~30.0m3 30.1m3
単価(1m3当たり) 640円 580円 510円 480円 460円

従量料金は、使用量単価×使用量で決められます。単価は、原料費調整制度に基づき変動します。

【請求金額例】
12.0m3ご利用の場合

640円×5.0580円×5.0510円×2.07,120円
1,900円(基本料金)+7,120円+902円(消費税)=9,922円

※上記は戸建て住宅に適用する標準の価格となり、住宅の形態などにより料金は異なります。
※物件によっては別途設備使用料、リース料が加算される場合もあります。
※上記の請求金額例には、毎月単価が変動する原料調整額を含めておりません。

集合住宅一般料金

弊社では、集合住宅のガス料金について以下のように算出しています。

基本料金2,100円
従量料金単価表
段階 1 2 3 4
ご利用量 0~10.0m3 10.1~20.0m3 20.1~30.0m3 30.1m3
単価(1m3当たり) 630円 550円 470円 430円

従量料金は、使用量単価×使用量で決められます。単価は、原料費調整制度に基づき変動します。

【請求金額例】
15.0m3ご利用の場合

630円×10.0550円×5.09,050円
2,100円(基本料金)+9,050円+1,115円(消費税)=12,265円

※設備や契約内容によって、料金が異なる場合がございます。
※物件によっては別途設備使用料、リース料が加算される場合もあります。
※上記の請求金額例には、毎月単価が変動する原料調整額を含めておりません。

原料費調整制度について

原料費調整制度は、LPガスの輸入価格や為替レートの変動を速やかにLPガス料金に反映させるための制度です。当社で定めた基準原料価格と毎月変動する原料価格との価格差を原料費調整単価として従量料金単価に反映させて調整しております。弊社では、昨今の米国からのガス輸入量の増大を受け、中東の産ガス国の価格指標(CP価格)のみならず、米国産の価格指標(MB価格)も反映させております。

原料費調整価格(円/m3=①+②

①…{(前月CP70%+(前々月MB+調達費)30%)×前々月TTSー基準原料価格}÷1000÷0.482
※CP価格:産ガス国(サウジアラビア)が毎月決定するLPガス輸出港渡し価格
※MB価格:米国テキサス州モントベルビューで取引されているLPガスの市況価格
※TTS:為替レート
※調達費:当社はJGE(株式会社ジャパンガスエナジー)様の調達経費を採用しています。

②…{(前月中東フレート70%+前月北米フレート30%)ー基準フレート}÷1000÷0.482
※フレート:LPガスの輸入運賃

【原料調整額の告知方法】

原料調整額は適用検針月の前月に検針票または請求書にてお知らせします。